湯淺紀香がデビュー以来初の優出 "即優勝"を狙う/ボートレース平和島
ボートレース平和島のGⅢ「平和島レディースカップ」は29日にシリーズ5日目が行われた。 この日は天気が不安定で、途中雨脚が強まる時間帯があれば、止む時間もあり、風もやや不安定だった。これらの諸条件に対する適応力が問われる日となった。 準優勝戦では、1枠勢がいずれも勝利。予選トップだった海野ゆかりは黒澤めぐみの差しを許したものの、2マークで差し返し、薄氷を踏む思いをしながらも勝ちきった。差し返した2マークでは先頭艇の僅かなターンミスを見逃すことなく捕らえた技量と、出足の良さが光り、さすがと言うべきパフォーマンスを見せた。 優勝戦では、1枠に海野、2枠に地元の廣中智紗衣、3枠には攻撃能力の高い高田ひかるが組み込まれ、それぞれが持ち味を発揮しやすいポジションを得ることになった。なお、5枠の湯淺紀香は今回が初の優出となり、ターン回りの良さを生かして"優出即初優勝"という快挙を狙う。
マクール