【C大阪】田中駿汰「なおさら絶対に勝ったろうと思う」3日古巣札幌戦でペトロビッチ監督へ必勝宣言
セレッソ大阪の元日本代表MF田中駿汰(27)は次節3日、敵地での北海道コンサドーレ札幌戦に先発出場する。昨季まで4年間、札幌に在籍した田中にとって、今回は初めてアウェーの立場で古巣の本拠地に乗り込む。 札幌の愛称ミシャこと、ミハイロ・ペトロビッチ監督(67)とは5月3日に初対戦し、田中自身も消化不良のまま1-1の引き分けに終わった。 試合後の会見で、ペトロビッチ監督は「今日の試合に(田中は)出ていましたかと、みなさんに聞いてみたい」と、かつての教え子に手厳しいコメントを残した。 その発言を聞いた田中は、2度目の対戦へ「ミシャは、ああいうことを言うタイプなんです。ミシャらしい。なおさら、絶対に今回は勝ったろうと思ってます。絶対勝ちます」と、ストレートな思いを表現した。 J2降格の危機にある札幌は現在19位。今季が札幌での指揮が集大成となるペトロビッチ監督には、田中が成長を示した上でC大阪の勝利を贈るつもりだ。 前回は中盤の底で出場したものの現在、3バックの中央で3試合連続先発中。この札幌戦も継続するとみられ、開幕から全34試合に先発してきた背番号10が、最終ラインから古巣の急所を突くパスを狙いつつ、2試合ぶりの無失点で勝利に導く。