【競輪】S班陥落の佐藤慎太郎は強い気持ちで復帰戦「最後を締める。その使命感で」/佐世保G3
<佐世保競輪:九十九島賞争奪戦>◇G3◇前検日◇18日 佐藤慎太郎(48=福島)は今回がS級S班最終戦となる。 「昨日(17日)はグランプリの前夜祭があったみたいだね。寂しかった。毎年、行くのを楽しみにしている部分があったけど…。これも1年戦った結果、しっかり受け止めないと」 20年から5年間守り続けたS班の座を離れるが「いったん節目」と本人が強調したように、1年での復帰を狙っている。 同時に気になるのは体調面だ。小倉G1競輪祭は2度の落車で途中欠場。「頸椎(けいつい)の骨挫傷」と診断された。 「年内は休んでも良かったが、ああいう形で締めくくるのもしゃくなので。応援してくれる人のためにも最後を締める。その使命感で来た」 練習で落車前と同じくらいのタイムは出ていたことで、出場に踏み切った。走るからには特選12Rからの4走を慎太郎らしく戦い抜く。