『おむすび』「帰れる場所がある人は行ってもらったら助かる」市役所職員として糸島へ移るよう聖人に促した若林。その言葉に視聴者「本心」「聖人のことを分かっているからこそ」「離脱した人もったいない」
◆10月30日の『おむすび』 現在放送中の橋本環奈さん主演・連続テレビ小説『おむすび』(NHK総合/毎週月曜~土曜8時ほか)。第5週「あの日のこと」が10月30日に放送され、話題になっています。 明日の『おむすび』あらすじ。打ち上げで盛り上がる中、歩はこっそりと…。そして聖人からギャルとの関係を問い詰められた結は…<ネタバレあり> *以下、10月30日放送内容のネタバレを含みます。 永吉(松平健さん)の音頭で糸島フェスティバルの打ち上げの宴会が米田家で開かれ、ハギャレンのメンバーや永吉同様にホークスを応援する仲間など関係者大勢が集まる。 結(橋本環奈さん)も翔也(佐野勇斗さん)とともに参加するが、歩(仲里依紗さん)は参加せず自分の部屋に閉じこもる。 台所では佳代(宮崎美子さん)たちが郷土料理・そうめんちりを料理するが、愛子(麻生久美子さん)は糸島に移住した時のことを思い出して――という話が描かれました。
◆避難所までやってきた永吉 今日のドラマでも、阪神淡路大震災の回想シーンが描かれました。 行方不明者の情報を求める紙が廊下中に貼られた小学校の中、人を助けずにはいられない性分の米田家の父・聖人は、届いた支援物資を被災した人たちに配分する手伝いをしていました。 そんな中、尋ね人が来ている、との放送を聞いて向かった聖人。 するとそこには福岡・糸島にいるはずの祖父・永吉の姿が。永吉は家族の無事を確認するべく、車に支援物資を積み込んで神戸までやってきたのでした。 神戸の大変な状況と、親友が亡くなったことで何も話さなくなった歩を見た永吉。聖人へそのまま糸島へ来るように促します。
◆市役所職員・若林が伝えたこと 対して聖人は「何言うてんねん。無理に決まってるやろう。世話んなった神戸が今、大変なことになっているんや!それほっといていけるわけないやろ!」と永吉に怒鳴ります。 しかし永吉から「娘と神戸と…どっちが大事や!」と言い返されると、一瞬迷って聖人は「娘に決まっとるやろ!」と答えます。 愛子や商店街の仲間・福田からも、糸島に行った方が良いと説得され、悩む聖人。 すると、やりとりの後ろから市役所職員・若林が。 若林は「米田さん、これから仮設住宅の建設が始まります。市としては一人でも多く行き場のない人に住んでもらいたい。帰れる場所がある人はそっちに行ってもらったら助かります」と、率直に役所の一職員としての意見を聖人へ伝えました。 それを聞いた聖人は言葉を失いますが、少し考えた後、愛子たちには先に糸島に行ってもらうよう、そして自分は神戸のためにできることをもう少しやってから向かう、ということを周囲に伝えるのでした。
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- 松平健「お弁当を作っていた息子も、高校3年生に。最近は健康第一で、世代を超えて楽しめる舞台をつくる」