横浜DeNAベイスターズ・オースティン(C)産経新聞社

9月8日、プロ野球の公式戦6試合が行われた。 広島[3-4]中日 巨人[0-8]DeNA ヤクルト[5-3]阪神 日本ハム[4-5]オリックス ソフトバンク[3-1]西武 ロッテ[9-5]楽天 中日ドラゴンズが接戦を制した。中日は初回、福永裕基のタイムリー、細川成也の20号2ランで3点を先制。4回には木下拓哉の3号ソロが飛び出した。投げては2番手の齋藤綱記が今季4勝目を手にした。広島東洋カープは野間峻祥のタイムリーなどで1点差に迫ったが、あと一歩及ばなかった。 横浜DeNAベイスターズが大勝。DeNAは初回、オースティン、牧秀悟のタイムリーなどで4点を先制。5-0で迎えた9回にもオースティンのタイムリーなどで3点を追加した。投げては先発の吉野光樹が、6回無失点の好投で2勝目を手にした。読売ジャイアンツは投打で振るわなかった。 東京ヤクルトスワローズが快勝で連敗を3で止めた。ヤクルトは2回、山田哲人の11号2ランで先制すると、3回には澤井廉のプロ初となる1号3ランが飛び出した。投げては先発の高梨裕稔が、6回途中2失点と試合を作り、今季初勝利を挙げた。阪神タイガースは森下翔太の13号2ランなどで追い上げるも、及ばなかった。 オリックス・バファローズが連敗を2で止めた。オリックスは序盤、西野真弘、セデーニョの一発などで試合をリード。9回に追いつかれるも、延長10回に西野のタイムリーで勝ち越しに成功。その裏をペルドモが抑えて接戦を制した。北海道日本ハムファイターズは9回、清宮幸太郎のタイムリーなどで3点差を追いつくも、最後に力尽きた。 福岡ソフトバンクホークスが快勝で連敗を4で止めた。ソフトバンクは2回、甲斐拓也のタイムリーで2点を先制。2-1で迎えた8回には近藤健介の犠飛で追加点を挙げた。投げては先発の松本晴が、6回途中3安打1失点、8奪三振の好投で2勝目を手にした。埼玉西武ライオンズは武内夏暉が7回6安打2失点と好投も、打線の援護に恵まれなかった。 千葉ロッテマリーンズが打撃戦を制した。ロッテは2-3の5回、藤原恭大のタイムリーなどで4点を挙げて逆転に成功。その後7-5となって迎えた8回には、ソトの16号2ランで突き放した。先発の佐々木朗希は5回3失点で8勝目を手にした。東北楽天ゴールデンイーグルスは10安打で5得点を挙げるも、投手陣が振るわなかった。