富山湾で捕獲、南方系の珍魚3種登場 魚津水族館
富山湾で捕獲された「ソウシハギ」と「イシガキフグ」、「アミモンガラ」の3種の展示が27日、魚津水族館(魚津市三ケ)で始まった。いずれも南方に生息する魚で、富山湾で捕獲されるのは珍しいという。 ソウシハギは体長約50センチで、10月に新湊沖で見つかった。尾びれが長く体に水色の虫食い模様と黒い斑点が散在する。同館では約11年ぶりの展示となる。 体の短いとげと黒い斑点が特徴のイシガキフグは2匹展示する。10、11月に新湊沖、糸魚川沖でそれぞれ捕獲。体長約30センチで富山湾産の展示は約4年ぶり。 アミモンガラは11月に新湊沖で発見された。体長約25センチで青色の体に白い斑点がある。展示は約6年ぶり。 ソウシハギは2階の富山湾大水槽、イシガキフグとアミモンガラは同階表層生物コーナーに展示されている。