今季オールスター入りしたバーンズ[写真]=Getty Images

　6月25日（現地時間24日、日付は以下同）。トロント・ラプターズのスコッティ・バーンズが、5年で最大2億7000万ドル（約429億3000万円）の延長契約を結ぶつもりだと『ESPN』が報じた。 　現在、NBAの各チームでは今シーズンを自チームで終えた選手との延長契約、あるいはFA（フリーエージェント）になる選手との交渉が解禁されている。バーンズの代理人を務める『WME』のビル・ダフィは、ラプターズでエグゼクティブを務めるマサイ・ウジリ、ボビー・ウェブスターと話し合いの場を持ち、FA契約解禁となる7月7日に正式な契約を結ぶことになると同メディアが報道。 　この延長契約はルーキー契約としてはマックス額のもので、5年2億2500万ドル（約357億7500万円）が保証されている。来シーズンにMVPあるいはオールNBAチーム、オールディフェンシブチームに選出されれば最大額の契約となる。 　2021－22シーズンに新人王を受賞した22歳のバーンズは、201センチ102キロのフォワード。キャリア3年目の今シーズンは60試合の出場で平均19.9得点8.2リバウンド6.1アシスト1.3スティール1.5ブロックを残した。 　ニューヨーク・ニックスのジュリアス・ランドルがケガのため欠場したことで、代役として「NBAオールスターゲーム2024」へ出場。2021年のドラフト組としては初の球宴入りを飾った。 　今シーズン途中にパスカル・シアカムをインディアナ・ペイサーズへトレードしたラプターズは、イースタン・カンファレンス12位の25勝57敗に終わり、2シーズン連続でプレーオフから遠ざかっているなか、バーンズはラプターズの主軸としてさらなる活躍が期待されている。