腕時計、カラー文字盤の人気高まる 3大トレンド色であなたの印象はどう変わる?
■流行色 その2 スカイブルー、穏やかさや誠実さ象徴
明るく清涼感のあるスカイブルーは、心の穏やかさや静けさ、誠実さを象徴するカラー。クリーンかつフレッシュな雰囲気と同時に、寛容な人という印象を与えることができます。 また、背伸びをすることも謙遜することもしない、等身大の自分を大切にする人、というイメージをもたらす色でもあります。若い世代であれば「爽やか」「素直でまっすぐな感じ」「正直で嘘をつかなさそう」といったすがすがしい印象をアピールできるでしょうし、年を重ねた人が身に着けた場合は「友好的」「心の広い人」「遊び心がありそう」など、大人の余裕を醸し出すことができるでしょう。 シーンで言うと、相手の信頼を勝ち取りたいときや誠意を示したいとき、お礼のご挨拶にうかがうときなどにふさわしいかと思います。
■流行色 その3 安心感を与えるサーモンピンク
ピンクにオレンジが混ざったようなサーモンピンクは、相手に優しい印象や安心感を与えるカラー。この色を人にたとえるなら、相手の話にじっと静かに耳を傾けて、心に寄り添ってくれるような、温かみのあるタイプ。そんなイメージを与えたいときに、ぜひ身に着けてみるとよいでしょう。 シーンで言うと、誰かの相談ごとに乗るときや、緊張感のある間柄をスムーズにしたいとき、ギスギスしたり硬くなったりしがちなチームのムードを柔らかくしたいときなど。なかなか本音を語ってくれない相手との距離を縮めたいときにも、効果を発揮してくれそうです。 文:志村香織(ライフスタイルエディター&ライター、カラーセラピスト) イラスト:谷本ヨーコ
志村香織
『mcシスター』『エル・ジャポン』などの編集部を経て独立。ウェルビーイング(心身の健康や幸福)をテーマに執筆や編集ディレクションを行う一方、オーラソーマやカードリーディングなどの個人セッションを提供するサロン「drop’dee」を主宰。色彩心理に関する執筆や講演も。
谷本ヨーコ
イラストレーター。セツ・モード・セミナー卒業。在学中より雑誌、広告媒体などで活動を始める。都会の男女のファッションイラストを軸に日常のワンシーンやパーソナルな魅力を切り取り、制作している。 ※この記事は「THE NIKKEI MAGAZINE」の記事を再構成して配信しています。