吉村大阪市長の定例会見(全文1)人事、小中学校タブレット授業開始など
マイナンバーの通知カードについて
そして最後ですが、マイナンバーの通知カードに関してです。区役所でのマイナンバーの通知カードの保管機関を延長するというお知らせです。まず、平成27年10月からマイナンバーのいわゆる通知カード、この紙ベースの通知カードですけど、その通知カードを市民の皆さんに順次送付しているんですが、約10万通の通知カードが受け取られずに、現在区役所での保管の状況になっています。もともとこの通知カードは平成28年3月末までの保管期限という予定だったわけですが、大量の通知カードが受け取られていないという現状ですので、それをちょっと勘案して期間を延ばしたということです。保管期間を経過した通知カード、これは廃棄になりますので、廃棄後に通知カードの交付を受けると、再交付扱いになって、ここにあるとおり再交付手数料が500円発生することになってしまいます。 それから、マイナンバーカードの交付の申請、これは費用は掛からないんですけれども、通知カード、紙媒体のあとにこれを受け取って、そっちからマイナンバーのほうの、正式のカードの話ですけど、それについては、いわゆるJ-LISという地方公共団体の情報管理システムが管理してるわけですが、これもさまざまな報道もなされてますが、これ、全国的に見てちょっと障害などもある程度出てきておりまして、今、申請から交付まで半年以上かかるという状況です。ですので、このカードの、いわゆるマイナンバーカードの申請をしても半年以上かかるような今は国の状況になっていますので、そうであれば、いわゆる紙媒体の通知カードもなく、マイナンバーカードもないというような状況が発生してしまいますので、それをできるだけ回避したいということで、この通知カードについては6月末までの3カ月間の延長を決定いたしました。 本通知カードをまだ受け取りじゃない市民の皆さまは6月30日までに運転免許証なんかの本人確認書類を持って区役所にお越しいただきたいというふうに思っております。 私からは皆さまへのお知らせというのは以上です。