吉村大阪市長の定例会見(全文1)人事、小中学校タブレット授業開始など
「なにわの芸術応援募金」について
次に3つ目のご報告ですけれども、大阪市芸術・文化団体サポート事業「なにわの芸術応援募金」を、これを今、募集していますが、これに新たな登録団体が加わりました。いわゆるふるさと納税の一環として、直接市民の方、寄付者の方が文化・芸術団体に寄付することができる制度、これがなにわの芸術応援募金ですけれども、そこに新たな登録団体が加わりました。28年度もぜひさまざまな団体に市民の皆さんからご寄付をいただきたいというふうに思っております。市民の皆さんそれぞれが支援、尊重する団体が多くありますので、そういった制度を27年5月から行っております。ふるさと納税、ふるさと寄附金のメニューの1つであります。 これまで27年5月28日から28年3月18日まで、総額ですが1504万4000円のご寄付をいただいてます。非常に、こういったご寄付をいただいたことに感謝しております。また、そのいただいた寄付金ですが、この登録済みのそれぞれの団体の活動支援に有効に活用させていただきます。 新たに加わった団体についてでありますが、5団体です。音楽の2団体、浪曲の1団体、地域でさまざまな芸術活動に取り組む団体が2団体、の合計5団体が新たに加わりました。ここのアスタリスクが付いてるところがそれであります。 平成28年4月1日からも、この新たに加わった5団体含めて19団体への寄付金というのをこれからも募集いたしますので、ぜひ寄付者の皆さん、市民の皆さん、ご寄付をいただきたいと思います。集まった寄付金はそれぞれの団体の助成金として活動につなげていきたいというふうに考えております。 このふるさと納税の寄付金になりますので、当然、税控除の対象になります。具体的にどういった税控除になるのかということですが、例えば年収500万円、夫婦、子ども2人、4人家族の場合で1万円を寄付する、モデルケースですね。1万円を寄付すると翌年度の住民税から8000円減額されると。実質負担は2000円になるという制度であります。それぞれの年収によって異なってはきますけれども、税額控除がされるということです。モデルケースで言うとこういった形になります。 特典についてはこれ、大阪市でやっているふるさと寄附金と当然同じですので、1万円以上寄付いただければ大阪市立のミュージアムのご招待状とか、これは大阪市でやっている分ですが、当然それも適用になりますので、ぜひこの大阪市のふるさと納税の一環、一部であります、このなにわの芸術応援募金、ご寄付をお願いしたいというふうに思っております。