こんなはずでは…。欧州、新天地で苦戦している大物選手(2)オフサイド8回!? 世界最高のFWが批判対象に
2024/25シーズンの欧州主要リーグ開幕から約2ヶ月半が経過した。早くもチームに欠かせない戦力となっている新加入選手がいる一方で、新天地で定位置の確保や実力発揮に苦しむ選手もいる。今回は、移籍先で苦戦する大物選手10名をピックアップして紹介する。(データは2024年11月6日現在)。
FW:キリアン・エンバペ(レアル・マドリード) 生年月日:1998年12月20日 移籍金:フリー 24/25リーグ戦成績:10試合6得点1アシスト 今夏の移籍市場で最も注目を集めたのがキリアン・エンバペのレアル・マドリードへの加入だ。 11月6日時点ではラ・リーガ10試合で6得点1アシスト、公式戦15試合で8得点2アシストとまずまずの結果を残しているようにも見える。しかし直近数試合の内容には厳しいものがある。 昨季ラ・リーガとUEFAチャンピオンズリーグ(CL)の二冠を達成していたレアル・マドリードがエンバペを獲得した理由は、カリム・ベンゼマ退団後にエース級のストライカーがいなかったことが関係している。6季連続でリーグ・アン得点王に輝いた世界的スターには、拮抗した試合で勝負を決める得点が求められていた。 しかし、本稿執筆時点では期待される役割を果たすことができていない。シーズン開幕当初は、左サイドに流れる傾向が強いことからピッチ上でのポジションバランスに課題が生まれ、2トップへとシステムを変更した9月末からは得点にもあまり絡むことができなくなってしまった。 特に批判を浴びたのが10月26日。バルセロナとのクラシコでのパフォーマンスだ。この試合でエンバペは再三のビッグチャンスを決めきることができず、試合を通して8度のオフサイドを記録。バルセロナのハイライン戦術に苦しめられ、2度ネットを揺らしたシーンではいずれも得点を認められなかった。 エンバペにはバルセロナ戦のようなビッグマッチで輝くことが期待されているが、現時点ではその役割を果たすことができていない。カルロ・アンチェロッティ監督も彼が活躍するためのシステムを模索中であり、チームとエンバペ個人の成績が安定するのはもう少し先になるかもしれない。
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