5年後、10年後は思いも寄らない純烈になる!岩永洋昭 卒業カウントダウンの心境も
酒井「健康センター時代から応援してくれてたおじいちゃんおばあちゃん方からすると、やっぱり“遠くに行っちゃったな”という気持ちになるんですね。実際に手紙でも言われるんですよ。なのでそうはさせないというか、そうじゃないんだということを表現したくて、『紅白』が終わった直後、真夜中に健康センターに歌いに行くということをずっと続けていたんですよね。 タマゴからサナギになるまでを応援したい人たちっているじゃないですか。その方たちのおかげで僕らは羽ばたけるようになるんですけど、いざ羽ばたくと、その方たちはすごく寂しい気持ちになってしまう。これってどうしようもないことなのかもしれないけど、去年武道館をやるにあたって僕が一番恐れたのは、そこで。武道館をやったら“また遠くへ行ってしまったな”と思ってしまう方がいて。 純烈も15周年を迎えて、メンバーチェンジやいろんなことがある中で、3人になった時点で“もう1度自分たちが初心を取り戻したい”という気持ちがあります。1周したなという気持ちもあるし、“この武道館で、ひょっとしたら純烈終わるかな”と思いながらステージに立ったんですけど、みんなの応援やメンバーの躍動を見た時、やっぱり“まだまだもう1周いったろ!”って自分の中で決めたんですよ。そういう意味で“原点回帰”というか。 芸能界がどんどん変わっていく中、乱世でおもろいやないかっていうのがあるんですね。だから『紅白歌合戦』に出る前、まだ誰も純烈を知らなかった時に、『紅白を目指すぞ!』と言っていたあの10年間の面白さをもう1度取り戻して、また5年後、10年後、皆さんが全く思いもよらなかった純烈になっていくそのチャレンジが、実は今日から始まっていたという感じです。よろしくお願いします」 【純烈 プロフィール】 メンバー:酒井一圭(リーダー)、白川裕二郎、後上翔太、岩永洋昭 2007年にグループを結成し、2010年「涙の銀座線」でユニバーサルミュージックからメジャーデビュー。「第75回NHK紅白歌合戦」で、7年連続「紅白」出場を果たす。「SHOW激!今夜もドル箱」(毎週火曜深夜1時)にもMCとして出演。 1月8日(水)には新曲「奇跡の恋の物語」(作詩:藤井フミヤ 作曲:藤井尚之)、2月26日(水)には「純烈 in 日本武道館 純烈魂「初」」をBlu-ray、DVD、ライブCDと3形態でリリース。 1月7日(火)から明治座、2月6日(木)から新歌舞伎座で、座長公演が開幕。さらに11月には、「純烈 御園座初座長公演」が決定している。
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