『下剋上球児』のキャプテン役、俳優・菅生新樹が決意の坊主を披露「見てくれなんて気にしている場合じゃない」
――その冷静で達観した考え方はいつ頃培われたのでしょうか? 一応、僕にも野心はあります。仕事をするからには、自分の生活のためにも、支えてくれる事務所のためにもお金を稼ぎたいです。そして、ドラマの主演や広告などの大きな仕事をしたいのであれば、俳優としての実績や信頼を積み上げなければいけないと思うんです。でも容姿端麗な同世代の俳優はいっぱいいるし、みんなが目指したがる“王道”で勝負しても埋もれてしまう気がしていて。そこにハマらないことを最初からわかっていたからこそ、迷わずにオンリーワンの道を歩もうとしているのかもしれません。見てくれなんて気にしている場合じゃありません。坊主にしたことで、なおさら吹っ切れた気がします(笑)。
菅生新樹
すごうあらき 1999年8月26日生まれ。大阪府出身。2022年に俳優として本格デビューを果たし、ドラマ『初恋の悪魔』で注目を集める。その後、主演ショートムービー『イカロス片羽の街「豚知気人生」』やドラマ『凋落ゲーム』、『下剋上球児』などに出演。今後は2024年後期放送予定の連続テレビ小説『おむすび』でヒロイン(橋本環奈)の幼なじみ役で出演することが決まっている。また、7月開始ドラマの情報解禁も控えている。