【新NISA】運用資産3億円の投資家・kenmoさんが新NISAの成長投資枠で買った銘柄とは? 長期保有できる成長株を厳選し、買うタイミングの見極めも重視
【新NISA】運用資産3億円の個人投資家・kenmoさんが新NISAで買った株や、積立中の投資信託を公開! 【図版】成長投資枠では高い成長性がある3タイプの個別株に投資! ●成長投資枠では高い成長性がある3タイプの個別株に投資! つみたて投資枠では日本株のインデックス投信などを積立! 中小企業診断士のkenmoさんは、2012年に投資を始めて5年後の2017年に”億り人“に。現在の運用資産は3億円に到達。「湘南投資勉強会」の主宰者でもある。 kenmoさんは小型の成長株を中心に投資。NISAでも大きく値上がり益を狙うスタンスだが、注意している点がある。 「株価が下がってしまうと、制度上のメリットはありません。基本的に『買ったら売れない』と考えて、長期で持てる成長株に投資します」(kenmoさん) そこでkenmoさんは、株価が下がりにくいビジネスモデルの銘柄を成長投資枠の主軸に据えている。 「FCE(9564)やトヨクモ(4058)など、法人向けにITサービスを提供する企業を選びました。サブスク契約により安定した収益が期待できるためです」(kenmoさん) NISA口座では、特定口座での取引と比べて、よりシビアに買いのタイミングを見極めるという。「出来高が小さく株価が横ばいの時など、『ここより下はないな』というタイミングを見計らいます」(kenmoさん) 成長投資枠で買っている銘柄はほかにもある。「抽選に当たり、公開価格で買えれば、高確率でプラスが見込める」ということで、IPO株も選択肢の一つ。また、「チャレンジ枠」として株価5倍を狙う銘柄も組み入れている。 一方のつみたて投資枠については、当初「使わなくてもいい」と考えていたという。しかし、現在はeMAXIS Slim 国内株式(日経平均)と、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)という2つのインデックス型投資信託を積み立てている。 「エミン・ユマルズ氏が主張している『2050年に日経平均30万円』は十分可能性があると考え、日本株を重視しています。インフレに合わせて値上げするだけでも、日本企業の業績はどんどん上がるはずです」(kenmoさん) つみたて投資枠でも、投資対象を絞って大きな値上がり益を狙うスタンスは変わらない。「ただ、設定ミスで日経平均のインデックス型投資信託が特定口座に入っていて……。積立設定はよく確認しましょう(笑)」(kenmoさん)
ザイ編集部
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