開店初日から大行列! 有名ホテル出身パティシエの洋菓子店が激戦区・浦和に誕生
「私自身が好きなのは、さっぱりとしたミルキー感のある軽いチーズケーキ。濃厚な味を好む人には物足りないかもしれませんが……」と話す屋冨祖シェフだが、チーズの濃厚な味わいの後にレモンの爽やかな酸味が広がり、しっかりチーズを感じられる仕上がり。最後は口の中ですっと消えるように溶けていきます。底に敷いたサクサクのサブレ生地との一体感も絶妙!
見た目もかわいい! 珍しい球体モンブラン
「フロマージュネージュ」に劣らず人気なのが、フランス菓子の定番「モンブラン」690円。ヘーゼルナッツのメレンゲにマロンムースとディプロマットクリーム(カスタードと生クリームを混ぜ合わせたもの)を合わせ、外側をたっぷりのマロンクリームで包んでいます。
同店のモンブランの特徴は、ねっとり濃厚ではなく、滑らかで食べやすいということ。口の中で一体感が生まれるよう、マロンクリームは生クリームを多めにし、逆にバターは少ない量で仕上げているそう。口に入れた瞬間に、栗の濃厚な風味がふわりと広がり、それと同時にマロンムースとディプロマットクリームの甘さが押し寄せてきます。見た目とは裏腹に軽い食感も特徴です。「モンブランは好きだけど、クリームや風味が重いのは苦手」という人にはおすすめですよ。
甘酸っぱさがクセに! 鮮やかな色合いのラスピス
最後は、鮮やかな色合いが目を引く「ラスピス」670円。サクサクのサブレ生地に、メープルキャラメルクリームとメープルのパンドジェンヌ、ラズベリーのムースをトッピング。全体をラズベリーソースのグラサージュでコーティングしています。
主役のラズベリームースはとろけるような食感。ベリーならではの爽やかな酸味と味わいが、メープルキャラメルクリームの甘さとしっかりマッチして、幸せなマリアージュを生み出しています。魔法をかけられたようなおいしさに心ときめくはず。
焼き立てを味わえるフィナンシェやマドレーヌも人気
同店の楽しみはケーキだけではありません! パティスリーでは珍しい、焼き立てのフィナンシェやマドレーヌも販売しているんです。 「個包装の焼き菓子はしっとりしておいしいのですが、その日に焼いたものはやはり別格。外はカリッと、中はふんわりした食感で、そのおいしさを知ってもらいたいんです」と屋冨祖シェフ。