フォルクスワーゲンがニューモデルを一気に4台お披露目。今後の戦略やアプローチは「2本立て」で!
ID. バズも2025年には導入。そして・・・
もう一本の柱であるバッテリー電気自動車だが、現在のところ日本市場においては2023年に導入されたID.4のみだ。 だが、既にアナウンスされているように、電動ミニバンのID.バズ(Buzz)は2025年には導入が決定している。さらに、2026~27年には、ポロとほぼ同サイズのコンパクトBEV、「ID.2 オール(all)」の導入する予定だ。 2026年以降のフォルクスワーゲンは、純粋なICE車については、より効率的に運転しやすいモデルを目指す。そして、ハイブリッド車とBEVを合わせた電動車については、より新たな時代を目指していく。ここにおいても、「2本柱の戦略」を目指していくというわけだ。 電気自動車への無理なシフトは行わない。かといって、内燃機関車にこだわり続けるわけでもない。2本の柱をどうバランスさせていくのか、フォルクスワーゲンの今後の戦略に注目しておきたい。(文と写真:篠原 政明)
Webモーターマガジン