ふるさと納税新制度に異論 泉佐野市が会見(全文4)ピーチポイントは大切な返礼品
ピーチポイントは存続させたいのか
朝日新聞:そうしますと7号に入るという考え方の下、おそらくピーチポイントは存続させたいということでしょうかね。 阪上:本市としてはピーチポイントに関しては、泉佐野市のふるさと納税の、かっこいい言い方をすると誇りみたいな返礼品でもあります。これはやっぱり、関空の歴史を知ってらっしゃる【*** 01:01:14】さんだったら分かると思うんですけど、やっぱり長年低迷した関西空港を今のような状況にもってきていただけたのは、LCCのピーチの力があったからだとわれわれは感じていて、このピーチポイントの取り組みはピーチが飛び始めてまだ2年しかたってなかったころで、ピーチが今ほど勝ち組といわれるような状況でもなかったころに取り組みをさせていただきました。 なぜ取り組んだかというと、やっぱり関空が低迷していて、われわれ関空の町ですので、なんとか関空を盛り上げていきたいっていう中でピーチがきっかけをつくりかけてくださっていると。そこに対して、われわれ、なんかピーチに対して応援ができないのか、あるいはピーチを活性化させることで関空の活性化を目指すことができないのかっていうことを考えて取り組んだ取り組みでございますので、いわゆる総務省さんがよく言っている、地域問題を解決するためにふるさと納税があるんだよっていうことから言えば、まさにこのふるさと納税っていうツールを活用して、関空を応援して、ピーチを応援して、観光を応援してきたっていうような歴史もございますので、本市にとってこのピーチポイントっていうのは、すごく泉州タオルと並ぶ大切な返礼品でございますので、これはもし指定されないと、排除されるっていうようなことがあれば、意義は訴えていきたいなというふうに考えています。 朝日新聞:ありがとうございます。あと3点だけ。提出書類の中に、去年の11月から今年の3月31日までの受入額を書けというのがあるんですけれども、泉佐野市さんは、ここはちなみに幾らになったかっていうのはご開示いただけますか。 阪上:一応、3月末の収納状況っていうことで、確定しているものとして金額は出させていただいております。いわゆる予定していた360億よりも上振れてはいるんですけど、ちょっと確定的な数字ではないので、申し訳ございませんが、ちょっと詳細な数字については控えさせていただきたいと思います。 朝日新聞:360億はもうかなり超えてる感じですか、数十億単位で、それとも微細な感じですかね。 阪上:かなりなのか、そうじゃないのかっていうのは個人の感覚もあると思いますので、ちょっとそこは私の感覚で言うと、超えてはいますけども、びっくりするほどっていうと、どうなんでしょうね。すいません、ちょっとそこの表現難しいんで、すいません、控えさせてください。 朝日新聞:要は2018年度、全体を通して、360億って予算ベースで見積もりされてましたけど、それは超えたと、超えそうだということですね。 阪上:そういうことでございます。