ふるさと納税新制度に異論 泉佐野市が会見(全文4)ピーチポイントは大切な返礼品
基準は守るということか
朝日新聞:つまり、確かにチェックリストがあって、これを全部クリアしろっていうことを少なくとも一生懸命やられるっていうことでいいわけですね。返礼品のリストや返礼の調達する率の割合等々はクリアするように、今後ちゃんと取り組みはすると。その非を訴えるというのとはまた別の話でっていうことですよね。 八島:そういうことです。 朝日新聞:例えば、さっき阪上さんがご説明したやつの幾つかの例示の中に、泉佐野市の重要なコンテンツであるとこの、ピーチポイントっていうのはこれははまるんですかね。地方団体の区域内において生産されたものとかになるのか、ちょっと見た限りではどれにも当てはまらない感じがするんですけどもどうお考えでしょうか。 阪上:ピーチポイント、たぶんなんですが、7号のこの区域内において提供される役務っていうのに、総務省さんのご説明の中ではいわゆる泉佐野市でいうと、滝修行とかいうのもやってるんですけど、そういった地域の中で役務が提供されるものっていうことで、そういう体験型をこれ、指している思うんですけども、以前、総務省の方からご意見をいただいたのは、そんな地元の企業が提供しているサービスであろうが、どっか知らないところへ飛んでいってしまうようなものは駄目だよっていうようなことをおっしゃられたので、いやいや、地元の企業が提供してる役務ですよねっていうことで申し上げたんですけども。 それでたぶんこれができたのかなって思うんですけど、当該役務の主要な部分が、当該地方団体に相当程度関連性のあるものっていうふうに付け加えられているんですよね。ですので、よそに飛んでいっちゃうものは駄目だよっていうのをこれは暗に言っているような気がして、私はそう読んでいたんですけど、たぶんおよそピーチポイントっていうのは、泉佐野市の代表的な返礼品で、たくさんの寄付を集めるコンテンツにはなっておりますので、こういったものはたぶん総務省は排除してくるんじゃないかなというふうには考えてます。