ピオリが明かす教え子C・ロナウドやサウジアラビアでの意外な事実「ミラノよりも…」
アル・ナスルを率いるイタリア人指揮官ステファノ・ピオリが6日、イタリアメディアのインタビューに応じて教え子のFWクリスティアーノ・ロナウドや古巣ミランなどについて語った。イタリア紙『トゥットスポルト』が伝えている。 昨夏、5シーズンにわたって指揮を執ったミランを離れ、中東に新天地を求めたピオリ。59歳のイタリア人指揮官は、サウジアラビアでの意外な事実を明かした。 「選手たちとはよく話をするが、多くのサウジアラビア人がプレミアリーグを見ているそうだ。でもセリエAも知っていて、重要なリーグと認識されている。ここリヤドでは、ミラニスタがかなり多い。私は、ミラノよりもここの方が有名かもしれないくらいだよ。砂漠へ行ったときに、『オン・ファイヤー(2022年のスクデット獲得の時の合言葉)』と言って、私を呼んでくれる人もいる」 ピオリは続いて、アル・ナスルで指導するポルトガル代表C・ロナウドにまつわるエピソードを語った。 「クリスティアーノの役割は、サッカーのクオリティを超えるものがあると思う。私は多くのカンピオーネ(王者)たちを指導してきたが、彼がそのリストの中の首位だと考える。彼を見ていると、頭が違いを作り出していることが理解できる」 「あらゆるタイトルを獲得した現在も、常に完璧主義だ。マニアックなレベルで試合の準備が入念であり、これから全てを証明しなければならない20歳の選手のようだよ。並外れたメンタリティを持つ王者だ。以前は、彼のことを個人的に知らなかったが、チームメートに対しても非常にポジティブだ」