「お菓子1年分当選!」「パンツ1年分プレゼント!」...いったいどのくらいの量が届くの?
過去のおたよりを紹介する、CBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』のコーナー「セピアファイル」。4月4日の放送では2017年4月12日、7年前に届いた投稿を、つボイノリオと小高直子アナウンサーが紹介します。
お菓子1年分、当たった!
よく「〇〇1年分」プレゼントという企画があります。その1年分とは、どのくらいの量でしょうか? 「私、実は数年前、某菓子メーカーのお菓子1年分が当たったことがあります。宅配会社から在宅確認がくるくらい大きな箱。たとえば時代劇に出てくる円柱形の棺桶が入るくらいの四角い箱です」(Aさん) 「棺桶」に思わず「例え他にない?例えば家電の洗濯機が入るとか」と驚く小高。しかし、「人ひとりは入れるということね」と納得。 Aさんの話の続きです。 「その箱が2箱届きました。マンションの小さな部屋がお菓子に占領されてしまうくらいの量でした。応募したことも忘れていた私は、ほんとにびっくりするやらうれしいやら。スーパーなどで売られている標準的なお菓子の袋が12袋入った箱が9~10箱、単純計算して120袋くらいのせんべいやあられがバーンと届いて、めっちゃうれしかったです。」(Aさん)
問題発生
Aさんの投稿はこんな言葉で続きます。 「が、ひとつ大きな問題が…」 意外な問題があったようです。 「すべてのお菓子の賞味期限が3カ月から4カ月先だったのです。一瞬『これは在庫処分なのか?』と思い、数件のスーパーに確認したところ、おせんべいの賞味期限はだいたいそのくらい。新しく出したものでした。 夫婦ふたりでは3ヶ月かけても食べられる量ではないので、あちこちに配って食べてもらいましたが、できれば1年間有効のおせんべい引き換え券とかでもらいたかったですね」(Aさん)
メーカーの思惑?
メーカーの策略を感じとったつボイ。 つボイ「これもメーカー側のひとつの作戦で、ぺらっとした券が来ても感激度からしても『うん?』と思うくらいやけど、ドカンと棺桶2つ分が届いたというボリューム感が『おおっ!』と思う。 その後『食べきれないやん』と思い、近所に配る。近所に配る時『懸賞で当たったの、食べきれないから食べてください』『あ、これうちも好きやわ』と、この人のまわりで宣伝効果があります。 2つの意味があることから、引換券ではなく実物が送られてきたのでしょう」 なるほど、宣伝効果は絶大ですね。