木村太郎氏が“シン・トランプ”の世界を徹底解説「トランプ氏がただ1人言うことを聞く」氷の女…イーロン・マスク氏の閣僚起用は?
「ハリスさんがダメだった」木村太郎氏が指摘する“言葉のサラダ”
宮根誠司キャスター: 前回は、“隠れトランプ”って白人の労働者層中心とか言われていたんですが、今回は、例えば、黒人層とかヒスパニックの人や女性とかを取り込んだの? 木村太郎氏: 若者。 宮根誠司キャスター: 若者も取り込んだ。それはどうなんですか?「トランプさんがいい」なのか、「ハリスさんよりまし」なのか、どっちなんですか? 木村太郎氏: ハリスさんがダメだった。結局、それに今回の選挙は尽きるんじゃないだろうか。 理念もダメなの。 宮根誠司キャスター: 理念もダメ?ハリスさんは。 木村太郎氏: 「言葉のサラダ」という言葉があって、長くいろんなこと言って、文法的には正しいのだけど、意味が分からない。で、彼女(ハリス氏)が喋り出すと誰かが「おーい、誰か通訳してくれ」って。英語は英語だって分かるけど、何を言っているんだか分からない。
2期目のトランプ政権は?トランプ氏の選挙公約「アジェンダ47」
宮根誠司キャスター: 2期目のトランプ、“シン・トランプ”っていうのは何をするのか? 木村太郎氏: 基本的には1期目と変わらないと思う。ただ1期目の時は、どうやっていいか分からないから混乱が起きた。しかも自分の部下たちの間で権力争いが起きてしまい、2年間ぐらいホワイトハウスはガタガタだった。今回はそれがなくて、スーザン・ワイルズ氏という女性が仕切ることになった。初日からガンガンやっていくと思う。 宮根誠司キャスター: 「アジェンダ47」選挙公約なんですが、この黒の部分が内政で、赤いところが外交。 木村太郎氏: これ、僕も読んでみたのだけど、外交ってほとんど50分の1?ぐらいしか書いてない。ほとんどが内政。 宮根誠司キャスター: ということは、スタートダッシュはまず内政? 木村太郎氏: 内政。何をやるかと言ったら、「不法移民を100万人追い出す」ということ。まず、それが一番最初にやることでしょう。 宮根誠司キャスター: 物価高、これも抑えられる? 木村太郎氏: 抑えられるようにしますけども、下がるかどうかは分からない。