国内最大級豪華客船「飛鳥Ⅱ」 福島県いわき市の小名浜港に3年ぶり入港 東日大昌平高生、フラダンスで歓迎
国内最大級の豪華客船「飛鳥Ⅱ」(総トン数・5万444トン)が9日、福島県いわき市の小名浜港3号埠頭(ふとう)に入港した。 全長241メートル。海面からの高さが45メートルでビル15階分に相当し、総客室数は436。小名浜港入港は2021(令和3)年以来、3年ぶり。北海道の苫小牧港発着の3泊4日クルーズの途中で寄港した。クルーズ事業は北海道新聞社などが企画している。 午前11時ごろに、乗客約630人を乗せて入港した。歓迎セレモニーが行われ、東日大昌平高フラダンス部の生徒らがダンスを披露するなどして出迎えた。 乗客は道新サービスセンター(札幌市)が企画した寄港地観光ツアーで、市内の国宝・白水阿弥陀堂やスパリゾートハワイアンズなどをバスで巡った。その後、小名浜港に戻り、同日午後6時ごろ、岩手県の大船渡港に向けて出港した。 県は同日、寄港に合わせて小名浜港3号埠頭を一般開放した。14日には大型客船「にっぽん丸」が同港に8年ぶりに入港予定。