【日本ハム】水谷瞬「替えてもいいかな」疲労回復&ケガ防止へ来季モデルチェンジするものとは…
“足回り”を整え、目標の「20本塁打20盗塁」達成へ-。日本ハム水谷瞬外野手(23)が、スパイクの変更を検討している。移籍初年度の今季は、インソールが薄めのタイプを使用。地面にパワーを伝えやすいものの、年間通して出場した場合のケガのリスクを回避するため、来季は23年まで使用したクッション性の高い“原点モデル”へ戻し、継続したハイパフォーマンスにつなげる。 ◇ ◇ ◇ 今季ブレークした水谷が、足元から見直し“2年目のジンクス”を吹き飛ばす。来季の用具について「スパイクはソフトバンクで使っていたものに戻そうかなと考えています。今は検討段階ですが、替えてもいいのかなと思っています」と“原点回帰”の意向を口にした。 理由はシーズン通しての疲労軽減やケガを回避すること。今季はインソールが薄めで反発力の強いタイプを使用。「今のモデルの方が地面を感じるという感覚はあるのですが、1年通して考えた時にケガのリスクも上がってくると思うので」。1年間戦うことを見据えた選択。シーズン中には新庄監督から「今のは硬めだから他のにしてみるのはどうだ」と助言もあったという。CSは6打席無安打5三振。大事な終盤で力を発揮できなかったこともあり、クッション性の高い23年モデルへ変更し、目標の「20本塁打20盗塁」を引き寄せる。 今オフのトレーニングなどで感触を確かめ「体は正直だと思うので、体と相談しながら」最終的に結論を出す。初めて1軍で感じた刺激と、終盤に残った肉体疲労。貴重な経験を、ステップアップに生かす。【永野高輔】