【動き】立憲民主党の代表選で候補者全員が福岡入り 自民党の総裁選は木曜日に告示へ 福岡では
FBS福岡放送
自民党総裁選は、今週木曜日の告示に向け、動きが加速しています。一足早く代表選が告示された立憲民主党では週末、候補者全員が福岡入りしました。今回の党首選では次の総選挙も視野に、各陣営とも「あの候補」の動きも気になるようです。 ■松原健介記者 「日曜日の博多駅前です。多くの人が詰めかけていて、代表選の候補者がそろい、演説を行っています。」 7日に告示された立憲民主党の代表選挙。立候補した野田元総理、泉代表、枝野前代表、吉田晴美議員の4人が8日、福岡市内で街頭演説に立ちました。各候補を支持する福岡選出の国会議員も駆けつけました。 ■立憲 比例九州ブロック・稲富修二衆院議員 「私は野田さん支援、支持で。首相をして2012年に政権陥落しましたよね。その失敗の経験が大きいと思います。それをぜひ生かして、1年以内にある衆議院選挙で生かしてもらいたいと思っています。」 次の衆議院選挙で政権交代を目指す立憲民主党が警戒を強めるのは、自民党の「刷新」の動きです。 ■立憲 福岡10区・城井崇衆院議員 「小泉氏の持っているイメージについては警戒を強めるところであります。 ただこれまでおっしゃっている政策・公約の内容については、これまでどんな行動をしてきたんですか。」 ■立憲 福岡5区・堤かなめ衆院議員 「目くらましといいますか。刷新感を出されて、その刷新感が消えないうちに選挙されるというのは、本当に卑怯だなというふうに思います。」
立憲民主党が警戒するのは、43歳という若さと知名度の高さで「改革」を掲げ、自民党総裁選に出馬表明した小泉進次郎元環境相です。 ■自民・小泉進次郎 元環境相 「今回の総裁選は自民党が本当に変わるのか、変えられるのは誰かが問われる選挙です。誰がやっても変わらない政治に期待しない声が多い中、自民党が真に変わるには、改革を唱えるリーダーではなく改革を圧倒的に加速できるリーダーを選ぶことです。」 小泉氏は、総理・総裁になれば早期に衆議院を解散する方針を示しました。自民党の総裁選には、12人が立候補を表明もしくは検討していて、党員らの地方票が結果を左右します。 日本テレビが行った党員への調査では、石破氏の支持が28%で1位、小泉氏が10ポイント差で2位でした。総裁選に立候補を表明した一人、林芳正官房長官は8日、福岡市博多区で演説に立ちました。