東芝ブレイブルーパス東京、14シーズンぶりの王座奪還へその爪を研ぎ続ける。リーグワン プレーオフ
リーチ キャプテンは「この5年の積み重ねがチームとして良くなっているし、過去の東芝のラグビーと、今の東芝のラグビーはだいぶ差が開いているし、今いるブレイブルーパスのスタッフ、選手を含めて、優勝していい流れを作っていきたい。若い選手もたくさんいるし、継続的に強い東芝でいたい」と静かに闘志を燃やした。
最後にクルセイダーズ時代、優勝を逃しているブラックアダーHCは、「チャンピオンになりたいか?」と聞かれて「もちろん勝ちたいが、もっと重要なのは、これ以上ないほど誇りに思う選手たち、スタッフと一緒に勝ちたいということ」。
「ハードワークが報われれば素晴らしいこと。それが実現したら、とてもうれしいし、そうなったら(クルセイダーズで優勝後、毎回のように踊っていたスコット・ロバートソンのように)ブレイクダンスをしようかな(苦笑)」と報道陣の笑いを誘った。
14シーズンぶりの王座奪還、そしてリーグワン初優勝を目指し、ブレイブルーパスは最後までその爪を研ぎ続ける。
文/写真:斉藤健仁
斉藤 健仁