東芝ブレイブルーパス東京、14シーズンぶりの王座奪還へその爪を研ぎ続ける。リーグワン プレーオフ
「いろいろな要素で彼は経験を伝えてくれている。リーグ戦の間は、試合でもミーティングでも私たちをリードしてくれていた。そして、長年プレーオフに進出してきた自身の経験を、ミーティングでみんなの前で話してくれているので、チームにとっていい助けになっている」。
「7連覇、優勝している経験は頼りになる」というFL(フランカー)リーチ マイケル キャプテンによると、前日のミーティングで、モウンガは「『One chance,one opportunity』、そのワンチャンスが、もしかしたら自分に来るかもしれないし、その機会も自分に来るかもしれないから、しっかり掴みましょう。1つのパス、1つのキック、1つのタックルで勝敗が決まるかもしれないから、(プレーオフを)楽しもう」という内容をチームメイトに伝えたという。
改めて、準決勝のサンゴリアス戦に向けて、リーチ キャプテンは「前回のサントリーとは違うと予測しないといけない。今季2回戦って、負けた後のサントリーが一番怖い。何をしてくるかわからないので、ちゃんと予想し、予測して、準備するのが大事。接点が大事なのは変わらない。ワクワクしている。勢いもあるし、やってきたことをすべて出し切りたい」と意気込んだ。
司令塔のSOモウンガはプレーオフを迎えて、「シーズンを通して、他の週と変わらないことが重要。もし、プレーオフだからといって、プレッシャーやストレスを感じてしまえば、それは試合に影響してしまう。ハードワークしながらも、そのプロセスを楽しむこと。笑顔で、笑って、そしてその1試合に全力を注ぐことが本当に重要だ」と強調した。
そして、モウンガはブレイブルーパスのラグビースタイルに関して、「東芝のゲームスタイルは本当にポジティブだと思う。私たちはボールを持って、ボールをパスして、フィールドのあらゆる場所から走り回るのが好き」。
「だが、私が東芝ラグビーで最も誇りに思っていることの1つは、ボールのないところでの仕事、ディフェンスでの懸命な働き、そしてプレーに対するケア。それが東芝のDNAだと思う」と胸を張った。