息子かたる男「鞄を盗まれた」…80代女性がオレオレ詐欺の被害に 現金2000万円を上司の息子名乗る男に手渡す
岐阜市で12月27日、80代の女性が息子を名乗る男らに現金2000万円をだまし取られました。 【動画を見る】“頂き女子”はこうして生まれた…詐欺の被告「りりちゃん」独占手記 87枚に綴られた絶望からの成功と破滅まで 被害に遭ったのは岐阜市に住む無職の80代の女性です。 警察によりますと女性は27日午前、息子を名乗る男から「喫茶店でカバンを盗まれた。取引先にお金を支払わなければならないが、上司が一部立て替えてくれるので2000万円を貸してくれないか」と電話で頼まれました。 その後、喫茶店の店長を名乗る男などから「カバンが見つかった」と連絡がありましたが、息子を名乗る男は電話で「支払いが間に合わないのでお金を貸して」などと話し、女性は岐阜市内の路上で会社の上司の息子を名乗る男に、カバンに入れた現金2000万円を手渡したということです。 女性は翌日、別居している長男に電話して騙されていたことに気付き、警察に通報しました。 現金を受け取った男は20代くらいで、体型は太めの小柄、紺色のジャンパーに紺色のズボンで、白いマスクを着けていたということで、警察は特殊詐欺事件として捜査しています。