既存コンテンツを何度もリサイクル! 生成AIを駆使してSNS投稿案を大量生産しよう
オーガニック運用・広告配信・危機管理など、企業のSNS活用のポイント、最新情報を、SNSマネージャー養成講座の講師陣「チーフSNSマネージャー」のメンバーが、それぞれの得意分野を中心に解説します。 今回は、SNSマネージャー養成講座運営代表を務める田村憲孝が回答します。 SNS運用では「質より量」(投稿頻度)が重要だと聞きました。でも投稿するネタがないことによく悩まされます。どう対応すればよいでしょうか?
SNSマネージャー養成講座でもX(旧Twitter)を運用するポイントとして、「質より量」を重視しています。特に上級SNSマネージャー養成講座では、課題として1日の投稿数を定め、期間内は継続してノルマをこなしていただいています。 では、なぜ量を重視するのか? ユーザーとの接触頻度を高めることによってもたらされるさまざまなメリットを享受できるためです。 今回はこうした悩みの解決策を考えていきましょう。
情報発信は何度も再利用すべし!
「投稿するネタがない」という悩みはよく聞きます。しかしあなたの会社にはおそらくウェブサイトがあり、そのなかにはブログ的なコンテンツをはじめさまざまな情報が発信されているはずです。サイトとは別にnoteのようなブログを利用されているケースもあるはずです。それらのコンテンツを活用し、Xだけでなく他のSNSにも投稿できるよう加工すると「ネタがない」問題を緩和できます。 通常ブログなどを更新すると、公開されたタイミングで自社のSNSアカウントなどから告知されます。しかしそのあと、よっぽど話題にならない限り再度自社アカウントで言及されることはありません。 でも、私はいつもこうお伝えしています。 ┌────────── 何百文字何千文字書いた記事本文のなかには、いくつも切り口があるはずです。1回Xで伝えるだけでなく、あらゆるユーザーに伝わるよう、さまざまな表現でその記事の存在を伝えましょう。 └────────── この手法には、さまざまなメリットがあります。 ・1つの記事を使って何度も投稿できるのでXなどのSNSで投稿頻度を確保できる。 ・以前の表現では興味を持たなかったユーザーが新たに反応してくれる。 ・記事へのアクセス数が増える。