既存コンテンツを何度もリサイクル! 生成AIを駆使してSNS投稿案を大量生産しよう
再投稿を考えるのに「生成AI」を活用せよ
では、記事の表現を再構築する作業をどう進めればいいのでしょうか? 流れとしては、以下の手順となります。 1. 対象となる記事全文の内容をチェックする。 2. いくつかのパートに分ける。 3. 分割したパートそれぞれについて、SNSに投稿できる文字数・文体にまとめる。 4. 投稿する。 この作業ですが、2022年まではクライアントさんと協力して、本文をパートごとに切り刻み投稿案を作成していました。しかし今はAIがあります。ChatGPTやGeminiで瞬時に投稿案を作成できるようになっています。
具体的な作業を解説
本連載の前回記事を題材に、実際に一連の作業を進めてみましょう。 今回はChatGPT(有料版)を使います。まずプロンプトを入力します。今回はこのようなプロンプトを作成しました。投稿文を作成する前に、まず生成AIに記事の内容を把握させています。 ・この記事の内容を要約してください。 ・https://webtan.impress.co.jp/e/2024/04/22/46830 ・内容によって5つから7つのパートに分けて表示してください。 ・最終的にはパートごとの内容をXに投稿します。各パートの説明はできるだけ詳細に記載してください。 ・出力は日本語にしてください。
このプロンプトを受けてAIが分類したパートがこちらです。
続いて投稿案を作成します。プロンプトは以下のとおりです。 ・サイト本文の各パートを掘り下げながらXに投稿できるよう加工してください。 ・パートごとに5つずつ投稿案を作成してください。 ・1つの投稿案は日本語で280文字程度(範囲内でできるだけ多くの文字数)を使い、詳細な文章を作成してください。 ・すべての投稿案の最後に、サイトのURLを掲載してください。
「日本語で280文字」と指定したのは「140文字」と指定すると、英語ベースのAIはおそらく半角140文字と認識するため短い文章になってしまうからです。結果として、それなりに使えそうな投稿案を出力してくれました。