運転免許「1種」「2種」の学科試験 新たに6言語対応 外国人労働者の受け入れ拡大受け 警視庁
今月25日から、東京都内の運転免許試験場では、車の運転に必要な「1種免許」とバスやタクシーなど客を運ぶ車の運転に必要な「2種免許」について、スペイン語や韓国語など新たに6言語の学科試験が始まります。 【図解】スマホの契約に運転免許証が使えなくなる?“マイナカード”に一本化へ 警視庁によりますと、今月25日から、新たに運転免許の試験において、スペイン語、韓国語、中国語(1種免許ではすでに実施)、ロシア語、ベトナム語、クメール語での学科試験が始まります。 これまで、「1種免許」ではすでに英語と中国語、「2種免許」では英語の学科試験が実施されていましたが、外国人労働者の受け入れ拡大を受け、新たに6言語が追加されることになりました。 都内の運転免許試験場では、試験当日にどの言語を希望するかを申し出ることで受験できることになります。 東京都内の新たな6言語での「1種」「2種」免許の学科試験の実施日は以下の通りです。 府中運転免許試験場…毎週火曜日 鮫洲運転免許試験場…毎週水曜日 江東運転免許試験場…毎週木曜日※「1種免許」中国語の学科試験は平日対応 警視庁は「外国人が受験しやすい環境を整備する」としていて、今後、順次対応言語を追加し、いずれ全20言語で試験が実施できるよう予定しています。今後、追加が予定される言語はペルシャ語、ポルトガル語、タイ語、タガログ語、インドネシア語、ミャンマー語、ウクライナ語、ウルドゥー語、アラビア語、ネパール語、モンゴル語、シンハラ語、ヒンディー語となっています。