中谷潤人、自ら命名の新愛称「ビッグバン」の浸透を目指すと宣言 候補には「オムライス」という珍案も
プロボクシングのWBC世界バンタム級王者の中谷潤人(26)=M・T=が17日、テレビ番組収録後に東京・江東区のWOWOW辰巳放送センターで報道陣の取材に応じた。次戦は来年2月を予定しているとし、自ら命名した新愛称「ビッグバン」の浸透を目指すと宣言した。 15日に放送された日本テレビ系「行列のできる相談所」でバラエティー番組に初出演。自ら命名した新愛称「ビッグバン」が披露された。これまでは「愛の拳士」や「ネクストモンスター」などが主な愛称として使われていた。しかし、「愛の拳士」は日本語で海外では浸透しにくく、「ネクストモンスター」は4団体世界スーパーバンタム級統一王者の井上尚弥(31)=大橋=の愛称「モンスター」ありきのものだったため、中谷と番組スタッフが複数の候補を出し、最終的には中谷が提案した「ビッグバン」が採用された。 新愛称に込めた思いを「親しみが湧きやすいから。ノックアウトを見せられるように。爆発的な、宇宙を作った爆発なので、それぐらいの規模のインパクトを与えられるかな。KOへの期待もたくさんあるっていうのはもちろん感じている。それを生み出せるようにとは考えています」と説明した。候補の中には番組スタッフが提案した中谷の大好物の「オムライス」という珍案もあったとして苦笑いした。 「愛の拳士は自分自身のテーマとして持っているもの。ビッグバン、爆発的な分かりやすい愛称を広めていければなと思っています」と〝爆発的〟な活躍で世界中に新愛称を広めることを誓った。中谷のプロ戦績は29戦29勝(22KO)。(尾﨑陽介)