リーベル・プレートの新星はシティ行きを早まった? ガジャルド監督はアルバレスを例に挙げ残留を懇願
エチェベリは1月にシティに合流予定となっている
2022年のフリアン・アルバレスに始まり、2023年にはマクシモ・ペローネ、2024年にはクラウディオ・エチェベリと、アルゼンチンから有望な若手を獲得しているマンチェスター・シティ。アルバレスは大当たりの補強となり、今夏の移籍市場では総額9500万ユーロの移籍金をシティに残し、アトレティコ・マドリードへと巣立っていった。ペローネは今季セスク・ファブレガス率いるコモへ武者修行に出ており、パフォーマンス次第では来季シティでプレイする可能性がある。 アルバレス、ペローネに続いてシティにやってきたエチェベリは、現在リーベル・プレートにローンで出されており、今冬にシティに合流する。トップ下、左右のWGと多くのポジションをプレイできる18歳は、怪我人が続出するシティの救世主になるかもしれない存在だ。 しかし、リーベル・プレートのマルセロ・ガジャルド監督はエチェベリがまだ欧州でプレイするには早いと考えており、もう1年アルゼンチンで過ごすべきだというコメントを『Manchester Evening News』が報じている。 「ヨーロッパに飛び込む準備ができている選手もいれば、そうでない選手もいる」 「クラウディオ(・エチェベリ)はまだとても若い選手(18歳)で、アルゼンチンのサッカーで成長する必要がある。彼をもう1年引き留めることができ、より良い条件で移籍することを願っている」 また、ガジャルド監督は同じくリーベル・プレートからシティへ移籍したアルバレスを例に出し、エチェベリはまだ準備段階であることを主張している。 「フリアン(・アルバレス)が去った時、彼は3シーズン私たちと過ごし、学び、トレーニングをし、最高の状態だった。飛躍する準備ができていたんだ」 確かにアルバレスはリーベル・プレートで122試合に出場して54ゴール31アシストを記録したのに対し、エチェベリは44試合に出場して4ゴール7アシストとそれほど多くの数字は残せていない。とはいえ、シティ行きは決定事項であり、「小さな悪魔」の異名を与えられたエチェベリは異国の地でどのような活躍を披露するのだろうか。
構成/ザ・ワールド編集部