【女子ゴルフ】阿部未悠が初優勝 ツアー4年目の同期・佐久間朱莉との接戦制す 後半だけで6バーディーと一気にスコア伸ばす
◇富士フイルム・スタジオアリス女子オープン最終日(7日、埼玉・石坂ゴルフ倶楽部) 23歳の阿部未悠選手が後半に4連続バーディーを奪うなど、スコアを7つ伸ばし、トータル-15でツアー初優勝を果たしました。 【画像】ホールインワン達成で800万円を獲得した阿部未悠選手 佐久間朱莉選手、上田桃子選手と並んで首位スタートの阿部選手。前半の9ホールは2バーディー・ノーボギーで、スコアを2つ伸ばしますが、ツアー4年目の同期で、共に初優勝を目指す佐久間選手が1番でイーグルを決めるなど、スコアを4つ伸ばし、追いかける展開となります。 それでも後半、佐久間選手がスコアを伸ばすなか、阿部選手は14番から3連続バーディーを決めるなど、16番終了時点で-14で佐久間選手に並びます。 そして17番でバーディーを沈めて単独トップ。佐久間選手との同期対決を制し、ツアー初優勝を果たしました。 「(周囲からは)ずっともうすぐだよと言っていただきいた。まだ実感は湧かないが、勝ててよかった」と、喜びを語った阿部選手。 「ジュニアの時は成績を出せる選手でもなかった。そういう自分を応援し続けてくれた両親や、周りの方々の協力もあって、ここまで来られたと思うので、感謝しています」と涙ながら、感謝のコメントをしました。 また逆転されて初優勝とはならなかった佐久間選手は「自分の中でもすごいいいゴルフができた18ホールでしたが、それでも勝てなかったのは、まだまだ自分の実力不足だなと思いました」と話しました。