ヤンキースが6回に突き放す PS.093と大不振だったウェルズが一発 リードは2点に
◇ワールドシリーズ第4戦 ヤンキース ー ドジャース(2024年10月29日 ニューヨーク) 【写真あり】ヤ軍ファンが蛮行!ベッツが右邪飛キャッチも腕つかみ… ワールドシリーズ(WS)開幕から3連敗と崖っぷちのヤンキースは29日(日本時間30日)、本拠ヤンキースタジアムでの第4戦でドジャースと対戦。5-4とリードした6回に8番・ウェルズが右越えへソロ本塁打を放ち、リードを2点に広げた。 アーロン・ブーン監督は「ブルペンデー」で継投策となるドジャースに対し、右打者と左打者を交互に並べる「ジグザグ打線」を編成した。ここまでPS6本塁打のスタントンを4番から5番に下げ、4番にはPS打率.167の左打者チザムを起用。捕手は同じくPS打率.093と不振のウェルズを8番で起用した。 先発右腕L・ヒルが初回、フリーマンに今WS4戦連発となる先制2ランを被弾。しかし、2回1死二、三塁から9番・バードゥーゴの一ゴロの間に1点を返すと、3回2死満塁から“デレク・ジーター2世”と期待を集める23歳の7番・ボルピが左中間へ逆転満塁本塁打を打ち込んだ。 5回にスミスのソロなどで2点を返されたが、3番手投手のホームズが流れを食い止めると、昨年9月にメジャーデビューした6回先頭のウェルズが、1ボール2ストライクから4球目のフォーシームをとらえる一発。第1打席に中堅フェンス直撃の二塁打を放ち、復調の気配を見せていた伏兵の一発で貴重な追加点を挙げた。