「業績好調なのに株価が割安」な米国株50銘柄ランキング
経済の正常化に伴いDeltaなど航空銘柄は業績が急回復しそうだ(写真:Vanessa Leroy/The New York Times)
3月13日発売の『週刊東洋経済』 では、「株の道場 米国株&日本株」を特集。『会社四季報』春号(3月17日発売)の最新予想に加え、『米国会社四季報』の作成ノウハウを生かし、日本株・米国株の最新ランキングなどを多数掲載。「お宝銘柄」を発掘するノウハウをお伝えしている。本記事では、その特集の中から、業績が好調なのに株価が割安なアメリカ企業のランキング記事をお届けする。業績が好調な企業の中で、割安な銘柄はどれか。前期実績、今期予想とも10%以上増益の会社を対象に、株価が割安か割高かを判断する指標「PER(株価収益率、株価をEPS〈1株当たり利益〉で割ったもので、低いほど割安)」を基にランキングした。 1位はSasol。南アフリカ共和国の資源企業で、約20カ国と取引を行う。燃料炭や天然ガス、各種燃料を扱うエネルギー部門と、化学品部門の2つのセグメントを持つ。 同社はPBR(株価純資産倍率、株価を1株当たり純資産で割ったもので、低いほど割安)も1倍台と低く、自社株買いといった株主還元が期待できそうだ。自己資本比率は44.96%と安定しており、今期配当は1.55ドルと増配予想。配当利回りも9.48%と高い。
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林 哲矢