【熊本競輪(モーニング)FⅡ】「先輩との連係を決められなかった…」勝って肩を落とした在所1位の遠藤拓巳をベテランの一言が救う
<12日・熊本競輪・初日> 125期の在所1位・遠藤拓巳が開幕1Rに登場し、2角5番手捲りで圧勝。左鎖骨の骨折明け初戦だったが「痛みはなかった」とホッとした表情を見せた。 「走りやすくはないけど、感触は軽かった」と初めて走った熊本バンクの感想を話したが、それよりも気になったのが四国ライン3人で決められなかったこと。「前が取れなければ、カマシ先行じゃなくて捲りでという作戦でした。その通りに走れたといえば走れたけど、後ろの先輩と決められなかったので」と喜ぶ姿はなし。 だが番手でちぎれ、5着に敗れた松木竜也からは「作戦通りに走っての結果やから、後ろの(選手の)結果は変に気にするな。喜んでええんや」とベテランらしい一言。それを受けて、ようやく笑顔の花が咲いていた。