9年ぶりJ2の北海道コンサドーレ札幌が始動…岩政大樹新監督の下でミーティング「継承と前進」植え付ける
今季、9年ぶりにJ2で戦う札幌が6日、本拠スタジアムの大和ハウスプレミストドームで始動した。 開始前には今季就任した岩政大樹監督(42)が作成した、昨季の全試合を2度見た中からピックアップしてまとめた、10分間の映像を見てのミーティングを実施。指揮官がテーマとする「継承と前進」の意識を植え付けた。岩政監督は「作って良かった。コーチ陣にもこういうことを落とし込んで欲しいということを分かりやすくしたので。労力を使った甲斐があった」と話した。 その後の練習には飛行機の到着が遅れたFWサンチェスとタイ代表で活動していたMFスパチョークを除く30選手が、1時間弱、ボールを使ってのトレーニングなどを行った。5日に3年ぶりの復帰が発表されたMF高嶺朋樹(27)も参加し、笑顔も見せながら仲間と汗を流していた。 チームは7日に1次キャンプ地の沖縄に向けて出発。8日から金武町を拠点に24日まで、練習試合4戦を消化するなどしながら組織力を高めていく。
報知新聞社