「プロ野球90年」ロックバンド「サカナクション」」のボーカル・山口一郎さんが語るディープなドラゴンズ愛「ナゴヤ球場に広告が出せて夢みたい」
僕はエンターテインメントの側で20年近くやっているので、もっとこういう演出にすればいいのになと思うこともいっぱいあるんです。無償でお手伝いもできるし、僕らのような違うジャンルでやってきた人たちにもっと頼ってほしいなっていう気はしますね。 どうせ一生愛するわけですから。われわれも生きてきて、いい時もあれば悪い時もあるじゃないですか。それと同じように、球団にもいい時と悪い時がある。それを全部知っておけるのは、ファンとしてぜいたくなこと。ずっと強くても面白くないと思う。その波を体験して、ドラマを知れるというのはいいですよね。幼い頃に見ていた選手たちがコーチや監督になるのを追っかけるのも、すごく楽しい。小学校の時から、音楽と釣りとドラゴンズはやめられない。その三つだけで生きてきたし、そこは一生変わらないんじゃないかな。