【韓国】「犬食禁止」で与野党が一部対立「食用犬46万匹を殺処分する政策はどうなのか?」
韓国国会は12日、予算決算特別委員会全体会議を開き、食用犬問題の終結を巡って攻防した。韓国メディアが伝えた。韓国は犬を食べる食文化があったが、動物愛護団体などの反発や、若者の嗜好(しこう)の変化などを受け、最近では存続の是非が話題に上がることが多くなっている。 第1野党の「共に民主党」は、犬を食べる文化をなくそうとする政策には賛成しているものの「そのために現在の食用犬46万匹を殺処分する政策はどうなのか?」と疑問を投げかけた。 これに対し、犬食禁止を推し進める与党の「国民の力」は「犬食禁止は『共に民主党』代表の大統領選挙時の公約でもあった」と反論した。 犬食禁止に関し、3500億ウォン(約370億円)の予算が編成されており、その金額を巡って両党が激論している状況で、結論には達していない。