フランス代表主将エンバペが招集外に…指揮官デシャン「深刻ではないが、治療が必要な問題を抱えている」
フランス代表のディディエ・デシャン監督は、キリアン・エンバペを選出しなかった理由を説明した。 フランス代表がUNLへメンバー発表 今夏にパリ・サンジェルマンを退団して念願のレアル・マドリー移籍を実現したエンバペ。新天地では公式戦7ゴールと上々のスタートを切った同選手だが、先日のアラヴェス戦後に負傷したことが判明し、先週末のアトレティコ・マドリーとのダービーを欠場した。それでも、驚異の回復力を見せて、0-1で敗れたリール戦で途中出場を果たしていた。 そんなエンバペだが、10月のインターナショナルブレイクでUEFAネーションズリーグを戦うフランス代表には招集されず。デシャン監督は、イスラエル戦とベルギー戦を控える中、主将を選出しなかった理由を明かした。 「状態についてキリアンと話し合い、リール戦で途中出場してピッチに立ったものの、まだ不透明な状況だ。彼は土曜日に試合があり、不透明なままのことがある。彼は問題を抱えていて、深刻なものではないが、彼には適切に回復するために治療が必要だ。私はリスクを負う段階にいるのではない。だから、キリアンは招集リストにいない」 また、デシャン監督は、エンバペが9月のインターナショナルブレイクでベストコンディションでなかったことを明かした。 「彼の献身性に何の心配もないし、前回のインターナショナルブレイクでこの件に関して彼と複数回にわたって話し合った。前回のインターナショナルブレイクで、キリアンはさまざまな理由で精神的に最善のコンディションではなかった。この場で詳細を語るつもりはない」