大橋会長、ロペスさんと対談 敗戦が「井上尚弥につながった」
ボクシングの元世界ミニマム級王者で大橋ジムの大橋秀行会長(59)が24日、1990年の世界戦で敗れて王座を失った試合の相手だったリカルド・ロペスさん(58)=メキシコ=と東京都内でトークショーに臨み「自分の集大成はロペス。打たせずに倒す。それが(大橋ジムの)井上尚弥につながっている」と感慨深げに語った。 ロペスさんは長らく王座に君臨し、プロ52戦無敗で伝説的王者としてたたえられる。来場者から、世界スーパーバンタム級主要4団体統一王者の井上尚を倒す作戦を聞かれると「パワーもあって速い。偉大なチャンピオンなので、勝つのは難しいと思う」と話し、現代の最強ボクサーに敬意を込めた。