米麹の力でしっとり柔らかな“唐揚げ”のつくり方
唐揚げの下味は発酵ブイヨンだけ。塩もにんにくも生姜も醤油もいりません。しかも米麹の力で、鶏胸肉がぱさつかず、しっとり柔らか。レモンをぎゅっと搾ってどうぞ!体がホッとする発酵食品を取り入れたレシピを、料理研究家の真藤舞衣子さんに教えてもらいました。
■“唐揚げ”のつくり方 ◇材料 (2人分) 鶏胸肉:1枚 発酵ブイヨン:大さじ1(※) 小麦粉:大さじ3 片栗粉:大さじ3 揚げ油:適量(米油) (1)発酵ブイヨンに漬け込む 鶏肉を一口大に切り、ポリ袋に入れ、発酵ブイヨンを入れてもみ込んで常温で20分間ほど置く。 (2)揚げる ①を袋から取り出し、小麦粉と片栗粉を合わせたものをまぶして、180℃の油で2分間ほど揚げたら取り出し、同じ温度で二度揚げする。 --------------- ――教える人 「真藤舞衣子 料理研究家」 会社員を経て、京都の大徳寺塔頭(たっちゅう)にて1年間生活。フランスに料理留学後、発酵研究家、料理家の活動を開始。雑誌や書籍、料理教室、講演など多方面で活躍。近著に『真藤舞衣子の まいにちおいしい! 豆腐と油揚げ』(高橋書店)がある。 --------------- この記事は『四季dancyu 2023 冬』に掲載したものです。 文:柿本礼子 写真:山田薫