ハリウッドが小さな町に興味津々!? 低予算の映画が起こした”奇跡” 「創造力を刺激する理想的な場所」福岡・添田町
■キャストは全員”住民”!? 吉松育美さん 「実はあそこに出ている方たちは地元の役者の経験もない人たちを起用して作った作品なんですよ」 キャストはすべて地元住民、吉松さん以外は役者経験のない素人です。 映画「武蔵」より「こやつの最後の頼み、儂が引き受けよう」 主人公・武蔵はジュエリーデザイナー。 映画「武蔵」より「最後はわかっておるな。首を切れ」 小倉藩主は整体師。 武蔵役 堀越達也さん 「最初やっぱり緊張しましたよね。全く素人で、右も左もわからないんですけど、監督さんがよく指導してくださって、スムーズにできました」 Q スムーズに? 「僕としてはやったかなという感じで。夢のようですね。スクリーンに僕が登場するじゃないですか。自然と涙出ちゃいました。あの素晴らしい映画の世界に僕がいるっていうのが」 Q 役作りは? 「五輪書を購入して、武蔵さんってどういう心境だったのかなって、一応勉強しましたけど」 小倉藩主役 金子優さん 「ドキドキですよね。もうカンペ頼りですよね。向こうでホワイトボード。でもそれ読むと読んだ感じになっちゃうし。LINEで送ってきてくれた台本を写したんです。小さくて老眼で見えないから自分で書き写して。これで施術する振りをしながら見てたんだよね」 Q 映画に出るようになったきっかけは? 「そこに座ってたら、マットさんが通り過ぎたんだと思います。それで、ちょうどいい白髪の親父がいるなと思ったと思うんですよ。だから自分からエキストラ募集とかに応募したわけじゃない」 ■ハリウッドの”大物”が町に! そしてこの日、2人の外国人が添田町を訪れました。実はこの2人、超大物。世界の映画ロケーション組合の会長、ジョン・ラキッチさんと、ハリウッドのロケーション組合員でもあるマイケル・ウェスリーさん。 世界的大作のロケ地選定に大きな影響力を持つ映画業界のキーマンです。添田町へのロケ誘致を目指すマットさんたちにとっては、これ以上ない大一番。