災害時の栄養と癒しを与えてくれる防災食「HOZONHOZON」。管理栄養士が勧めるワケ【防災月間】
●テレビでも紹介された話題の防災食『HOZONHOZON』。その魅力と実力を管理栄養士が詳しく解説します。
能登半島地震や日向灘地震、台風10号など、災害が多発した2024年。自然災害が多く発生しやすい9月は「防災月間」とされています。「そろそろちゃんと防災の準備をしないと……」と感じている方も多いのではないでしょうか? いざという時に買っておきたい防災食はこれ! そんな中、管理栄養士である筆者が注目したのが、ちょっと特別な防災食「HOZONHOZON」。お腹を満たすだけでなく、可愛いパッケージに癒されながらしっかり栄養も摂れる優れものです。管理栄養士の視点から見てもおすすめできるポイントがたくさん詰まっているので、その魅力をご紹介します。
栄養満点!可愛いだけじゃない防災食『HOZONHOZON』
防災グッズの通販サイトを運営する「横浜岡田屋」と、独特なタッチのイラストが国内外で高く評価されているアートディレクター・吉水卓氏のコラボレーションによって生まれた防災食『HOZONHOZON』。 “明るく、楽しい商品デザインで食欲が湧いて元気になってほしい!”という想いから、パッケージをカラフルなデザインにしたそうです。防災グッズらしからぬキュートなイラストで、見るだけで心が和みますね。
デザインの可愛さだけでなく、災害時にしっかり役立つ機能性も備わっています。中には、調理済みのリゾットのようなものが入っており、水やお湯は不要。封を開けるだけですぐに食べられるので、万が一電気やガス、水道が止まっても安心です。さらに、袋が自立し、スプーンも付属しているため、別途食器を用意する必要もありません。
発芽玄米で栄養チャージ
防災食といえば、乾パンやアルファ化米、カップラーメンなどが一般的ですが、どれも炭水化物が中心で、ビタミンや食物繊維などの栄養が不足しがち。そのため、避難生活が長引くと、便秘や免疫力の低下、口内炎など、さまざまな不調が生じやすくなるといわれています。 『HOZONHOZON』シリーズは発芽玄米が使われており、エネルギー源となる炭水化物に加えて、体調を整えてくれる栄養素もしっかり摂取できます。特に豊富に含まれるのが、整腸作用がある食物繊維。その量はなんと白米の約6倍にものぼります。 さらに、発芽玄米には自律神経を整えて心身をリラックスさせる「GABA」が豊富。睡眠の質の向上やストレスの軽減にも効果的です。被災時にはストレスで交感神経が優位になり、腸の働きが鈍くなることもあるため、食物繊維やGABAが豊富な発芽玄米は、まさに理想的な防災食といえるでしょう。