夏、家での火災事故→意外な原因のひとつとは? 発生事故の90%が火災です…古い家電に注意を!
「【レトロ家電で火災!】扇風機やエアコンは製造から年数が経つほど火災につながるケースが増える傾向にあると独立行政法人製品評価技術基盤機構・NITE(ナイト、以下NITE)が注意喚起しています。暑くなる前に試運転を行い、異音・異臭・誤動作がないか、リコール対象ではないか必ず確認してください」 【写真】扇風機が燃え上がることも! 東京都・大田区【公式】(@city_ota)によるX(旧Twitter)への投稿が注目されました。扇風機やラジカセなど、昭和レトロな家電製品も「ヴィンテージ家電」として根強い人気ですが、使用するにはちょっと注意が必要なようで、SNS上には同様のレトロ家電に対する注意喚起の投稿が見かけられます。 「すごいよね…ほしいけど火災が怖すぎるw うちらが生まれる前の超レトロ家電w」 「レトロ家電、火災の原因になりがち。昔はそんなこと思わずに何十年ものの扇風機とかあったけどね。モーターがめっちゃ加熱してた。あれは危ない」 「ちなみにレトロ家電はメンテナンスを怠ると危険ですのでご注意を!!」
扇風機&エアコンも火災の原因に
NITEによると、エアコン及び扇風機の事故は2019年度~2023年度の5年間に、合計403件(エアコン340件、扇風機63件)あったそうです。 しかもこのうち378件が火災事故で、事故の90%に当たるというデータがあがってきています。すべてがレトロ家電というわけではありませんが、「製造されてからの年数が経った製品ほど、何かしらの不具合を生じて火災に繋がるケースが増える傾向にあります。最近では、趣がある“レトロ”なアイテムに注目が集まっており、昭和レトロを感じる古い扇風機もそのひとつです。物を大切に長く使うのは大事なことです。しかし、製品にも寿命はあります。もし製品に異常が見られたら、直ちに使用を中止し、レトロな製品はインテリアにとどめるなどして安全に過ごしましょう」と呼びかけています。