「どうせ男の更年期なんでしょ!」愛する妻と娘達がいつのまにか「鬼化」。令和の時代、娘をもつ家庭で問われる父の威厳とは
文研世論調査部が中高生の父親に対し「子供が悩みごとや心配ごとがあるときに、主に誰に相談すると思うか」と聞いたところ、「母親」が64%で最も多く、次は「友だち」が16%で、「父親=自分」と答えたのはわずか6%だったという。 「おい、皿洗いを『手伝う』ってなんだよ?」家事、育児、仕事、すべて折半でないと「子供を産んでくれない妻」これが「出生率0.99の東京リアル」 危機管理コンサルタントの平塚俊樹氏は、思春期の子を持つ世の父親が「子供は自分を頼らない」と考えがちな傾向についてこう話す。 「このアンケートでは、答え合わせ的に子どもの側にも調査をしていますが、悩みや心配事の相談相手として一番多く上がったのは予想どおり母親ではなく『友だち』で全体の40%でした。 母のほうが子供に接する時間が長いという家庭は多いでしょうが、愛して育ててきた歴史が同じなら、お父さん方にもあまり自信をなくさないでいただきたいですね」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 娘の反抗期について、「成長のあかし」「お父さん嫌いな時期は女の子なら誰でもある」と妻からなだめられて何とか耐えてきたが、我慢もいよいよ限界に達した、という体験談を寄せてくれた男性に取材した。 「いまは娘よりも妻に腹が立っています。反抗期は大事な成長過程ということくらいは僕も理解していますが、妻が娘のひどい言動を助長している気がして……」 こう語り始めたのは49歳の池戸幸樹さん(仮名)。妻とともに2人の娘を育ててきた会社員だ。 「妻は僕と娘たちの間に入るんじゃなくて、娘の機嫌を取って僕をイジったり悪く言ったり……。大人げないと思われるのがイヤで、最初のうちは我慢していましたが、そういう僕の心理につけこんでいる気がします」 幸樹さんは、ひどく落ち込んだ様子で話を続けた。 「今は妻に対して憎悪に似たものを感じます。前は妻のイヤな言動くらいで落ち込まなかったのですが、明らかにメンタルが弱くなりました。これ、世に言う更年期なのでしょうか」 幸樹さんの子は長女が中2、次女が小6だという。 「上の娘が6年生になった頃から反抗期が始まりました。幼児期みたいなかわいい反抗期ではもちろんなくて、こちらをえぐってくるようなやつですね、はい」
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