介護疲れで息子殺害 大津地検が起訴
今月7日、野洲市内の自宅で息子の首を絞めて殺害したとして殺人の疑いで逮捕された父親が16日、承諾殺人に罪名を切り替え起訴されました。 承諾殺人の罪で起訴されたのは、野洲市に住む会社役員の男(82歳)です。起訴状によりますと男は、50歳の息子の承諾を得て、頭にポリ袋をかぶせて首を両手で圧迫するなどして殺害したとされています。警察は、当初殺人の容疑で逮捕しましたが本人の承諾を得て殺害に及んだとして大津地検は16日罪名を承諾殺人に切り替え起訴しました。 逮捕当時、男は警察の調べに対し、「息子の首を絞めて殺したことに間違いない。息子の介護に疲れて一緒に死のうと思った」と供述していたという事です。
びわ湖放送