都立国立、拓大一高攻撃陣をシャットアウト!虎の子の1点を守り切って2次予選進出
第103回全国高校サッカー選手権東京予選の1次予選ブロック決勝が9月15日に行われ、都立国立が拓大一高を1-0で下し2次予選進出を決めた。 【フォトギャラリー】拓大一高vs都立国立 立ち上がりから拓大一高が押し込むと、3分、DF3柳原凛久(3年)がFKの流れからフリーでシュート。しかし、これは枠を捉えられず。拓大一高はボール支配率を高めてゲームを進めるも、最初のチャンス以降はなかなかシュートまで至らず。一方、拓大一高の勢いに飲まれていた都立国立だったが、前半半ばを過ぎた辺りから、ボールが繋がるようになり、相手陣地でプレーする時間が増え、セットプレーなどからチャンスを創出していく。 すると30分、都立国立はCKからDF5森圭冴(3年)がヘディングシュートでゴールネットを揺らし、1-0で前半を折り返す。 後半に入ると、1点ビハインドの拓大一高はDF背後を狙って同点ゴールへと圧力を掛けて相手を押し込んでいく。一方、リードをしている都立国立は数的優位を保ち守りを維持しながら攻撃の機会をうかがう。そんななか、67分に拓大一高がFKを獲得。キッカーのFW14外山莉音(3年)が放ったシュートは惜しくもクロスバーを叩き、同点とはならなかった。 以降も拓大一高が押し込むも、都立国立は集中した守備で拓大一高の攻撃陣をシャットアウト。都立国立が苦しみながらも虎の子の1点を守り切り2次予選進出を決めた。 (文・写真=田原豊)