海外旅行でAndroidスマホ利用する際の注意点 「Xperia」「Galaxy」周波数を比較してみたら
コロナ禍が明け、海外旅行や海外出張に出る人が増えている。秋は3連休も多く、韓国や台湾などの近場にサッと旅行に出かける人もいるはずだ。このようなときには、スマホが活躍する。慣れない土地だけにマップは必須だし、言葉が通じないときには翻訳アプリも便利だ。クレカのタッチ決済も、海外利用に対応したサービスが増えている 【画像】楽天モバイルは国際ローミングの料金は無料だが、利用できるデータ容量は2GB ■海外用eSIMを使うときの注意点 海外旅行や海外出張で活躍するのが、国際ローミング機能。普段契約しているキャリアをそのまま利用でき、あまり手間もかからない。ただし、キャリアによってはまだまだ料金が高額になることもある。より節約したいときには、旅行に特化したeSIMのサービスが便利だ。AndroidもeSIM対応の端末が増え、こうした機能を利用できるようになってきた。
一方で、Androidならではの注意点もある。端末のバリエーションが多く、海外の周波数に対応していないケースがそれだ。また、2回線のeSIMを同時に使う「デュアルeSIM」対応機種がまだまだ限定的。端末によっては海外用eSIMを使うと、国内用の電話が着信できないといったトラブルも起こる。ここでは、お得な回線選びからこうした注意点までを取り上げていきたい。 ■ahamo、楽天がお得、旅行用eSIMも要検討
海外渡航の頻度が高い人にとって、もっとも便利なキャリアはドコモのahamoと言っていいだろう。15日間までと制限はあるものの、国際ローミングの追加料金はかからず、契約しているデータ容量をそのまま海外で使うことができる。現地について、利用を申し込むような手続きも必要ないため手軽だ。 しかも、ahamoはデータ容量が10月1日に、20GBから30GBにアップした。この30GBは国内だけでなく、国際ローミング時もそのまま利用できる。ホテルのWi-Fiよりモバイル通信のほうが速く、パソコンの通信もすべてテザリングでまかなう……というのは“海外出張あるある”だが、30GBあればこのようなケースでも役に立つ。