海外旅行でAndroidスマホ利用する際の注意点 「Xperia」「Galaxy」周波数を比較してみたら
次点は楽天モバイルで、こちらも国際ローミングの料金は無料になる。ただし、利用できるデータ容量は2GBとやや少ない。数日であれば十分だが、あまりヘビーに使うと上限に達してしまう。 また、楽天モバイルは段階制の料金プランを採用しており、3GBや20GBを超えると料金が上がる。容量を超過した場合、1GBあたり500円で購入できる。 国際ローミングの2GBも、ここに含めて計算される点には注意が必要だ。たとえば、国内で2GB使い、海外でも上限の2GBまで使うと、料金は2段階目の2178円になる。
同様に、国内で19GBに収まっていた場合でも、海外で1GB以上使うと料金が上がってしまう。国際ローミングが無料だからといって、使いすぎると予想よりも料金が高くなってしまう可能性があるというわけだ。 アメリカに限定すると、ソフトバンクがダントツで安く、使い勝手もいい。「アメリカ放題」というサービスで、国際ローミングが無料になるうえ、データ容量にも制限がない。日本で契約している料金プランのデータ容量が少なくても、使い放題になるのが太っ腹だ。しかも、電話の発着信やSMSの送信まで無料になる。
その他の場合は、おおむね1日あたり1000円前後の料金がかかる場合が多い。以前に比べれば安くなってはいるが、それでも3日間で3000円程度かかる。ahamoの月額料金にも匹敵するため、利用を躊躇する人もいるはずだ。また、格安SIM(MVNO)は、ほとんどが国際ローミングのデータ通信に非対応になる。 ■キャリアより安い海外用eSIM このようなときに役立つのが、海外渡航に特化したeSIMサービスだ。ここ数年、eSIMが急速に普及してきたことを受け、それを使ったサービスが急増している。物理的なSIMカードとは違い、eSIMであれば必要なプロファイルをダウンロードするだけ。出発前に、日本でセットアップしておくこともできて料金も安いため、徐々に普及している。